耳鼻咽喉科ひとくち知識・NO3

2012-02-18

  • 耳鼻咽喉科は視診(医師が目で見る事)が重要な科です。覗くための光を与えてくれたのが額帯鏡です。昔は耳鼻科医に限らず医師の必携道具でした。現在は光ファイバーの発達が額帯鏡の役割を終わらせつつありあます。
  • 鼓膜は成人で、長径9mm、短径8.5mm、厚さ0.1mmの楕円形の膜です。
  • 喉頭(のどぼとけ)には声を出す働きと食べ物を気管に入れないようにする働きがあります。飲み込むとき、のどぼとけを触ってみてください。のどぼとけが上に持ち上がるのがわかります。喉頭が持ち上がると喉頭のうえに喉頭蓋という蓋があって、喉頭の入り口が閉じるのです。
  • 鼻の働きには空気の通り道として大切な役割があります。鼻を空気が通るとき、鼻は空気の温度を高くし(加温)、湿度を与え(加湿)、埃を取り除きます(除塵)。ですから鼻がつまって口で息をすると喉が冷たく、乾き、痰が多くなります。その為、のどや気管の病気になりやすくなります。
  • 視覚は方向性がはっきりしています。聴覚は視覚に比べると方向性が厳しくありません。そこに聴覚と視覚の相互補助作用が発揮されます。危険の警告は聴覚から伝えられます。警笛や叫び声などです。注意が喚起されると目で危険な対象を確認し、行動します。5感(視、聴、味、嗅、触)のもつ特性を考えると面白いです。
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